3 Jul 2017
目次
オカメインコを飼う時に覚えてほしい5つのこと。
オカメインコさん(以下オカメさんと呼ぶ)、かわいいですよね。
うちのオカメさんは「みかん」ちゃんと言いますが、自分で「みかん」って連呼しています。
ちょっと近づくと、首を”まるっ”ともたげて、くびのあたりをさすって欲しいしぐさをします(^^♪
こちらの動画はとっても自慢げに「ホーホケキョ」を連呼するみかんちゃんです。
ちょうど寒さの心配もなくなってきたので、飼おうと思っている方には安心な季節でもあります。
初めて買おうと思っている方はぜひこちらをご覧下さい。
ですが、
「オカメさんなんてセキセイインコよりちょっと大きいぐらいで、でも大きいんだから飼いやすいでしょ~」
なんて安易な気持ちがある方は要注意です。
意外と注意事項が多いのがオカメさんです。
あなたはそういう気持ちより、初めてオカメさんを飼いたいけどわからないことが多いのでこの記事にたどり着いたのだと思います。
そんなあなたに、ぜひこれだけは絶対に覚えておいてほしいことが5つあります。
絶対に食べさせてはいけない食べ物について
まずは、食べ物についてです。
絶対に食べさせてはいけない食べ物として、”アボカド”があります。
ぼくたちにとっては美味しくて、色んな料理と相性がいいので、ついつい上記写真のようなサラダなんかよく食べますが、
「ペットにもあげよっと」、、、
なんて美味しいものを共有させてあげたいという気持ちもわかりますが、あげてしまってからでは手遅れです。
アボカドの中の”ペルシン”という殺菌作用のある成分に毒性があり、人間には無害とされていますが、オカメさんに限らず人間以外の動物には絶対に与えてはいけません。
大事なパートナーであるペットに好き好んでリスクの高いものをあげる人はそんなにいないと思いますが、少量だからと言っても安心はできません。
少量であれば問題とならないのかもしれませんが、リスクがある以上あげる理由はないですし、ペルシンは最近になって少し分かってきたぐらいの新米成分なので、これが含まれているというだけでパスですね。
とくに鳥類には過敏のようで、大量摂取すると呼吸困難、呼吸停止等、即致命傷となりますので絶対にあげないでくださいね。
身近に放置するのも厳禁です。
たとえ皮を剥いていなくてもです。
止まり木の太さは1cm以上で自作する。
オカメさんは木をかじるのが大好きです。
くちばしが伸びてくるのでむずがゆいんですかね。
ほっとくとすぐに止まり木が2分割されています( ノД`)
いっぱいかじらせてあげて下さいね。
また、オカメさんの足の形の名前は三前趾足(さんぜんしそく)と言って、3本の趾(あしゆび)が前方を向いており、1本の趾が後方を向いています。セキセイインコと違って、一回り大きい体を持っているので、当然足も一回り大きいです。
従って、セキセイインコ用の止まり木では細すぎて、前方を向いている趾と後方を向いている趾が交差してしまい、木に止まるだけで負担がかかります。最悪は交差した趾により傷つけてしまうかもしれません。
ですので、止まり木には”太さ1cm以上の丸い木”を使って下さい。
ペットショップにはないかもしれないし、すぐかじってしまうので、できれば自作してあげて下さい。
木はホームセンターにありますので、挑戦してみて下さいね。
こちらのブランコもおすすめです。
ぜひ自作してみて下さい。
羽切りについて
セキセイインコの場合は、かごから出ても飛べないように羽を切ってしまうことがあるかと思います。
ですが、本来、鳥たちは飛びたいのです。
それを制限させてまで飼っているぼくたち人間というのはいったい何様なのでしょうか。
「飼わせて頂いている」という視点が必要だと思います。
家から出てしまうと、餌が取れずに飢え死にするか、他の動物に襲われてしまいますので、それを防ぐ為にと言えばそうでしょう。
でも、鳥はせっかくぼくたち人間にはない羽を持っているのですから、思う存分飛びたいんだと思います。
なので、オカメさんもやっぱり同じで、大空を駆け回りたいのだと思うのです。
飼われている以上、それは叶うわけではありませんが、せめて、家の中だけでも飛び回らせてあげませんか?
というわけで、人間のエゴではないかな、なんて思うので羽を切るのはお勧めしません。
しっかり戸締りをして、逃げない様にした後、ちゃんと遊んであげて下さいね。
部屋で遊ぶときはレースカーテンを閉める。
それと、オカメさんは体が大きいので、やっぱり羽も広いです。
至極当然に、飛ぶスピードはかなり速いです!
はばたく羽の音が違います!
セキセイインコの「パタパタ」に対し、オカメさんは「バッサバッサ」です。
セキセイインコの何倍も速く、トップスピードは相当なもんです。
ですので、部屋で遊ぶときは”絶対にレースカーテンを閉めて下さい”
窓が開いているか閉まっているかなんてオカメさんにはわからないので、レースカーテンを閉めてなかったら絶対に激突します。
トップスピードで激突したら致命傷になります。レースカーテンを閉めてから、部屋の中で遊んで下さい。
大きめのかごに入れる
急にびっくりしたように飛び回る”オカメパニック”をご存知ですか?
きっかけはよくわからないのですが、急に羽を広げて羽ばたきだすことを言うそうです。
オカメパニックになったら、落ち着きを取り戻すまでしばらく羽ばたくそうです。
うちのオカメさんは、幸いオカメパニックになったことはありませんが、なった時のために羽ばたいても羽が当たらないぐらいのかごを用意してあげて下さい。
羽が当たると傷ついてしまいますので。
また、ペアで飼うとオカメパニックになってない方のオカメさんを見て落ち着きを取り戻すことになるようです。
ですので、できればペアで飼うことをお勧めします。
また、オカメさんは寂しがりなので、その意味でもペアの方が理想です。
あと、空気清浄器は必須です。
羽の量と言ったらすごいですからね。
以上、ぜひ覚えて、オカメさんの環境をできるだけ理想に近づけて、ペットライフをお楽しみ下さい。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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