17 Sep 2017
今の仕事にやりがいが持てない
今、企業に勤めて仕事をしている、いわゆるサラリーマンのあなたが、
「仕事にやりがいが持てない・・・」
「転職したらやりがいが持てるのではないか、転職してみたい・・・」
と思っているのなら、ぜひこの先を読んで下さい。
今のあなたに必要なのは、
「わたしには価値がある」
と思えることです。
それでは、どうすればそう思えるのかを具体的に考えていきましょう。
他者信用では見返りを求めてしまう!
まずは、”他者信頼”によって見返りという観念から離れます。
”他者信頼”とは、一切の見返りを求めずに他者を信頼することです。
例えば、あなたが上司に頼まれて仕事をしようとしたときに、
「この仕事をしたら上司からの良い評価がもらえる。」
と考えて仕事をすると、仕事の対価として評価がもらえる、といった見返りを期待した行動になり、それは”他者信用”にあたります。
頭の中で信用と信頼の違いを明確にイメージしてみて下さい。
信用という考えで仕事をしていたのでは、やる仕事という仕事全部が、
「こんだけがんばったんだから、それなりの報酬をもらわなければ割に合わない」
と見返りばかりにスポットを当ててしまうようになります。
そして、期待した見返りがないと
「あの人は自分の仕事に見合った見返りをくれない」
と考えてしまいます。
要するに、信用という観念は、
「何かの条件付きで何かをする=お金」
という目に見える価値でしか表せない状態のことを指します。
この状態では、貰えている給料が割に合ってないと感じ、さらには、給料が全然増えず、報われてないと感じることにつながってしまいます。
そのうち、どんどんそんな考え方を繰り返す悪循環に陥ってしまい、価値が上がっていかない自分に対して究極的には
「わたしには価値がない・・・」
と捉えてしまうようになります。
これでは、貢献感は満たされませんよね。。。
やりがいなんて見いだせるはずもないです。。。
他者信頼で見返りを期待しない!
そこで”他者信頼”という観念に立脚します。
裏切られる可能性を全く持たずに、全幅の信頼を寄せて信じてみる。
猜疑心を一切捨てる。
という信じ方です。
具体的には、
”自分ができることをする”
そう思うようにしてみませんか。
そう思うことで、上司から頼まれた仕事が完遂でき、その上司も次の仕事に着手できるようになった、という結果が発生するのです。
もちろん、見返りなど期待する必要はありません。
あなたは、あなたができることをしたまでです。
そうすると、また信頼した人の役に立ちたいと思えるようになっていきます。
あなたが持っている知識や技能、経験といったあなた独自の能力で”仕事”というタスクをクリアしていく。
それによって助かる人がいる。
あなたは役に立てている。
貢献できている。
それでいいじゃありませんか。
見返りなんて不要です。
評価なんてものは人によって違うものであり、きっちり評価することなんて絶対にできることではありません。
(人によって仕事の処理能力、速度、力量、種類、結果などなど、詳細に規定することは不可能です!)
また、確かに仕事に対しての適性もあると思います。
ですが、ここではまず、
「あなたが持っているもの(知識、技能、経験、考え方、etc・・・)をどう使うか」
という観念に則って進めていきます。
他者貢献でやりがいを持てる!
”他者信頼”ができたら、もう少しです。
上司、部下という縦の関係ではなく、横の関係が築けるようになります。
たとえ上司であっても敵ではなく、”仲間”と思えるようになれば、仲間の為にがんばろうという気持ちが出てきます。
そこに”自己受容”を合わせることで、”他者貢献”できるようになります。
他者の為に役に立てる、そのためにがんばる、ということができるようになります。
まずは、ありのままのあなたを受け入れる。
それが”自己受容”です。
”自己受容”についてはこちらです。
そもそも、仕事なんてものは一人じゃできないんですから。
あなたがした仕事によってもたらされた”価値”が、次の誰かにつながり、次の誰かが上乗せした価値がまたその次の誰かにつながり、次々と新たな価値が生まれていく。
それによって、その価値を受けた誰かが”ありがとう”と”感謝”してくれる。
その”感謝”という心の中の”じわっ”と湧き出てくる感覚こそが行動の原動力になるのであり、それこそが本来の”価値”であると思います。
そこまで行くと、もう確認することは到底できませんが、確実に誰かが感謝しています。
その価値こそが”やりがい”につながり、”貢献感”を持たせてくれるのです。
「みんなにとって有益なんだ」
という気持ちを持てたときに初めて、あなたは他者に貢献できたと実感できるのです。
するとあなたは価値を実感できるようになるはずです。
「わたしには価値がある」
と思えた時にだけ”勇気を持てる”のです。
勇気を持てれば、あなたは”貢献感”、すなわち”やりがい”を感じることができるようになります!
目に見えるものばかりに価値があるわけではありません。
貨幣の価値など微々たるものです。
そんなものに惑わされない心を持って欲しい、つくづくそう思います。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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