15 Jul 2017
人生を楽に生きるために。アドラー心理学のすすめ
子育て中、子どもが言うことを聞かなくてイラッとすることって、かなりありますよね。
そこでおすすめなのが「アドラー心理学」です。
あなたはもう読まれましたか?
「心理学ってとっつきにくい」
「心理学ってなんか難しそう」
と思われている方も多いと思います。
実際、心理学を学ぼうと思ったら、専門書を読むための準備として、まず難解な言葉の意味から調べなければならないような気がしますよね。
ですが、この「嫌われる勇気」は違います。
かなり売れてますしテレビ番組でも話題になったので多くの方が読まれていることと思います。
実は僕の場合、ある年配の方に
「すごく勉強になって良いよ」
と言われたが読むきっかけでした。
年配の方でも学べる本というものを読みたくなり、さっそく「嫌われる勇気」を読んでみました。
そしたら、デデデハンマー(星のカーヴィー参照。)でがつーーんと頭をぶん殴られたかのような大きな衝撃を覚えました!
書かれてあることのどれもこれもが納得のいくことばかり!
「あ、そっか~!」
と、すっと呑み込めて腑に落ちることばかりで、目から鱗が落ちるとはこのことだなんて感動しました。
長い人生(たかだか40数年ですが。)生きてきて、こんなにも身近にあって、しかもどう考えて生きていけばいいのかわからないことを、たった一冊の本で知ることができて、とても幸せだと思いました。
自分の中でもやっとしていて、どっちに向いて行けばイイのかわからない数多くの分岐路に、「こっちに行け」と道しるべがニョキッと生えてきたような感覚でした。
知った時から一気に人生が楽になりました!
あなたもまだ読んでいないのでしたら、ぜひ読んでみて下さい!
確実に人生が楽になります。
この本にも書かれていますが、若い人ほど読んで欲しい本です。
早く知れば、その先の長い人生が充実したものになるのは間違いありません。
まずは課題の分離から。
まず初めに大事なのは、”課題の分離”です。
簡単に言うと、”自分の課題は自分でなんとかするけど、他人の課題まで何とかしようと思わない”ということです。
例として、本の中では子どもに勉強をしなさいと言う親の場面が挙げられていますが、子どもに勉強をしてほしいのは親の一方的な願望であり、親が解決するべき課題ではない。それはその子ども本人が解決するべき課題である。ということです。
本人が課題を解決したいのであれば、解決するために方法を考え、なんとかすればいいし、解決したくないのならしなくていい。本人の自由だということです。
当の本人がやりたくないものまで強要することは、ただの介入でしかありません。
本人が勉強をしないで、結果的に分からなくなるのは本人の問題であり、困るのも本人だということです。
要するに、
「なんでもかんでも自分がやらなきゃ、解決しなくちゃ・・・」
と考えてしまい、親が解決してしまう、または、解決できなくて自己嫌悪に陥る、などということをしてはいけないということです。
ではどうすればいいかというと、、、
- 親はそれを放置するのではなく、解決の為に何とかしようと努力している本人に対しては、本人の解決力を信じてじっと見守ってあげる。
- 解決に向けて壁にぶつかってしまっていたら、どうすればいいかを支援する。
そういう立場に立つべきなのです。それは本人が解決するべき課題だからです。決して本人に代わって解決してはいけません。本人の課題解決力を養う機会を奪ってしまってはいけません。
この課題の分離という考え方はかなり重要です。
日常のあらゆる場面で問題が発生しますが、”課題の分離”と”肯定的なあきらめ”を組み合わせれば、問題が解決できなくてもそれは自分の力が及ばないところの問題であり、自分の力ではどうしようもないことだ、とすんなり受け入れることができ、それでもいいと思えるようになります。そう思えることで、自分が克服すべき課題にだけ集中して労力を注ぐことができます。体が軽くなるイメージです。疲れ果ててしまうということがなくなります。
まずは”課題の分離”を実行することから意識して、自分の中に取り入れましょう。
これだけでも十分人生が楽になるはずです。
まだまだ人生には知らないことばかりですね。楽しみでもありますよね。
”課題の分離”と”自己受容”、あと”共同体感覚”など、人生を豊かにする考え方が目白押しな「アドラー心理学」。
ぜひ一読下さいね。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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コメント
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2017年 8月 14日
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