20 Sep 2017
あなたがいるだけでいい!
今のあなたが、大事な人からの愛を感じられず、、、
「誰からも愛されてない・・・」
と落ち込んでいたり、、、
うまく生きている誰かとあなた自身を比べて劣等感を感じ、、、
「自分の価値がわからない・・・」
とあなたの価値に気づけずに心が疲れ切ってしまっているのであれば、ぜひこの記事を読んでみて下さい。
こういう時の解決策は、
”あなたがいるだけでいい”
ということを覚えていてほしいということです。
どんな時でも、これだけは間違いありません。
どれだけ自信を失っていても、あなただけは絶対に、強くこれを心に留めておいてください。
あなたが、あなたの最大の味方なのです。
この記事にも書いてますのでご覧下さい。
また、”自己受容”も非常に大事です。
ぜひお読み下さい。
健康はありがたい
ぼくには、ファロー四徴症という心臓病を抱えた娘がいます。
「かっちん」といいます。
よろしくお願いします♪
こちらは志賀島に行った時のかっちんの後ろ姿です。
ファロー四徴症は先天性の心臓病なので、自然に治るということはあり得ません。
四徴症という名前の通り4つの特徴を持った障害が合併された心臓病です。
・心室中隔欠損
・肺動脈狭窄
・右室肥大
・大動脈騎乗
状態は字の通りで、欠いたり、狭かったり、血管のルートが難しかったりで生きていくうえで欠かせない血液の循環機能に障害がある為、血液中の酸素濃度が低下してしまうのです。
酸素濃度が低下しすぎると、皮膚が青ざめ、いわゆる「チアノーゼ」という状態になります。
重度の場合は、常時酸素吸入する必要があります。
幸い、うちのかっちんは重度まで至ることはなかったので酸素吸入は必要ありませんでした。
何度かの応急処置であるバルーン形成術を行ってみましたが、劇的な状況改善にはなりませんでした。
そして、1歳になって根治手術したことにより、今は定期検診と服薬で普通の日常生活が可能です。
また、いわゆるダウン症、21トリソミーと言われる染色体異常です。
ダウン症児は知的障害を伴うことが多く、うちのかっちんも重度の知的障害があります。
相対的に筋力も少ないので、歩くのが遅かったり、歩けなかったりしますが、かっちんの場合2歳で歩けるようになりました。
この夏で4歳になりました。
ですが、まだ言葉が出てきません。
意味の解らない音の発語はありますが、意味のある発語は今のところ
「イヤ」
「ぎゅうにゅ(牛乳)」
ぐらいです。
ホントに長い道のりでした。
この4年間。
ですが、つくづく思うのは、
「今のこの瞬間がありがたい」
ということです。
「生きていてくれてありがとう」
毎日そう思えます。
実際、生まれたばかりのかっちんは、低体重と低酸素症のため、NICUにある保育器の中で1ヵ月半の入院生活を余儀なくされました。
毎日の面会時間が貴重なひとときでした。
ときには、このまま出られずに人生を終えてしまうんじゃないかとさえ思ってしまうこともありました。
ですが、なんとか退院でき、元気に過ごせています。
実のところ、歩けるかどうかも分かりませんでした。
何もできなかったかっちんが、立って、歩いて。。。
何も話せなかったかっちんが、しゃべり始めて、「ぎゅうにゅ」が言えるようになって。。。
さまざまな困難を乗り越えて、少しづつ成長してきた”かっちん”を見られるだけでも幸せです。
日々の成長がありがたいです。
あなたの価値を実感して下さい。
かっちんは、ぼくにとって”生きてくれているだけでありがたい”と思える存在です。
存在するだけで”価値”があるのです。
ぼくたちの生きる支え、励みになっているのです。
その感覚こそ”愛されている”ということだと思います。
子どもさんを持つ親にとって、子どもという存在はそういうものです。
皆さん一緒だと信じています。
かけがえのないあなたが、生きている、それだけでほんとはいいんです。
あなたも、あなたの親に”愛されている”ことを忘れないで下さい。
あなたが自己受容がうまくできずにいて、あまりに自分を過小評価してしまっている場合、すごく上手に仕事をしていたり、うまく人生を生きている人とあなた自身を比べてしまい、不要な劣等感を感じてしまっているかもしれません。
できないことにスポットを当て、あれこれ望むと、比べてしまい、劣っているいう”評価”をしてしまうんです。
評価をしてしまうと、劣っているということが悪いことのように感じ、ますます自信を失ってしまいます。
”自己受容”ができるようになると、ありのままの自分を受け入れられるようになります。
「どんな自分でもいいんだ」
「比べることなんてできないんだ」と。
そして、自分を認めて、できることを積み重ねていけるようになります。
そこで、”貢献”できるようになり、あなたはあなたに”価値”を感じられるようになります。
かっちんの場合、大概のことはできないです。
ですが、それ故に何もかもが経験になっていきます。
一つひとつのことを経験することによってだんだんできるようになっていきます。
できるようにならないことの方が多いですが。。。
例えば、おむつはまだ外せません。
定期的にトイレに連れて行くとできるのですが、ほっとくと漏らしてしまいます。
でも、めげることはないです♪
だって何も分かってないですもん。
この場合で言うと、比べる対象は以前のかっちんで、誰一人比べることなどできません。当たり前ですが。
他に比べる対象がないので、一つひとつの”できたこと”が全部成長になるのです。
-かっちんがこれで”貢献”できたと感じているかは定かではありませんが-
実はそれは健常者でも全く同じで、日常の一つひとつを丁寧に掘り起こしてみると、結構達成感を味わうことができます。
だってあなたも、誰一人として同じではなく、比べることなんてできないのですから。
劣等感を持つ必要はないのです。
以前のあなたと比べてどうか。
以前のあなたならできなかったことが、できるようになったなら成長しているはずです。
そして、その”できたこと”が成長となり、”貢献”できたと実感できるようになるのではないでしょうか。
そうして、あなたの”価値”を実感して、歩みを始める”勇気”が持てたらな、そう思います。
あなたも、まずは
”生きているだけで、存在しているだけで素晴らしいことなんだ”
という実感を持てるように、少しづつ、歩いてみませんか?
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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